ある日突然アレルギーの症状が出てしまったってことありませんか?子供のうちは成長とともに治ることはありますが、大人になってからアレルギーを発症してしまうと面倒なことになりますので、これから説明する内容を理解してアレルギー対策をしましょう。

アレルギーは今や誰でもなってしまう?

ぶどうアレルギーの人はワインが飲めないのか

“ワインから起こるアレルギー症状(呼吸困難、喘息発作、顔面や口中の赤面や発疹など)の原因に、
昆虫が関与している可能性があるとスペインの医学者Alicia Armentia, MD, PhDらが専門誌The New England Journal of Medicineに発表しました。
発表によると、ぶどうジュースやワインを飲んだあとにアレルギー症状が現われ、ひとりは突然の重篤な症状を示し、
ひとりは喘息症状が現われました。ほかにも顔面が赤くほてったり口内に症状が現われました。
これらの患者にさまざまなアレルギーテストをおこなった結果、アリやハチ、スズメバチなどの膜翅類と呼ばれる昆虫に対して
アレルギー反応を起こすことが認められました。
研究者らはそれらの昆虫から出る物質がワインの中に存在し、それがアレルギー症状を引き起こすのではないかと考えています。症状を引き起こしたワインやぶどうジュースの中にスズメバチの毒素成分がごく微量ながら検出され、それが症状の主要因と考えられていますが、長期間熟成した赤ワインには、どの患者もアレルギーを示していません。
これについて、ワイン中の毒素成分の中のたんぱく質が数週間のうちには破壊されてしまうために、
アレルギー反応はぶどうがフレッシュな状態のワインに限って起こるのではないかと考えられています。
今回の発表は、限られた人数から得られた結果であり、すべての説明がこれによってなされるわけでもないとしています。
アレルギー源となる物質としてこれまで二酸化イオウや卵白(ワインの清澄のときに使う)などが認められてきたが、ハチや特にスズメバチの針からの成分が関わっていることは新たな発見として注目されています。