ある日突然アレルギーの症状が出てしまったってことありませんか?子供のうちは成長とともに治ることはありますが、大人になってからアレルギーを発症してしまうと面倒なことになりますので、これから説明する内容を理解してアレルギー対策をしましょう。

アレルギーは今や誰でもなってしまう?

牛油を注入した肉はアレルギーと食品衛生上問題あり

インジェクションビーフという言葉をご存知ですか。これはオーストラリア産などの安い赤身肉に、牛油や調味料などを100本以上の細い注射針で注入し加工処理した牛肉のことです。注入される液体には肉を柔らかくする柔軟剤や結着剤が含まれ、これらにはアレルギーを引き起こす物質も入っています。また加工処理される過程で微生物による汚染が肉の内部にまで広がり、食品衛生上問題が発生します。牛油などを注入することは、法律上は違法とはなりません。肉を食しはじめた時代からあった、硬くて食べにくい肉を柔かく美味しいものに加工したにすぎません。しかしアレルギーを持っておられる場合、外食産業では加工肉について表示はされていないので、注意が必要となります。特に卵や乳製品にアレルギーがあれば、問題は重大です。加工処理使われている成分には乳由来のガゼインナトリウムや卵白リゾチーム・アルカリ製剤・ポリ燐酸ナトリウムやペーハー調整剤があります。牛油は全体の10パーセントから30パーセントに過ぎず、残りはこのような添加物です。その注入される量はもとの塊肉の約2倍といわれます。風味も味も牛油を入れるので和牛そのものとなんら代わりません。食品衛生法ではアレルギーの原因となる成分を表示する義務や加工処理したことを表示する義務があります。ところが一時騒がれたように食品偽装が行われ、消費者に情報が開示されないことも多々あります。スーパーなどでお肉を購入する場合は、JAS法により成型肉であることを表示するよう定められています。一方外食産業では、実際よりも優良だと思わせる表示が問われるだけとなっていて、曖昧さを残します。食中毒やアレルギーの問題だけではなく、食品衛生に関わるすべての人にはっきりとした規定が必要です。